寂寞空庭春欲晩

皇帝の恋、とかいう邦題がついている、康熙帝と良嬪(八皇子の母親)のラブストーリー、のようです。主役は、ヤンミーの旦那と、皇后的男人の湘湘の人(古剣奇譚見てないのでそうとしか言えない)。

アブタイの娘 良児は誕生日のプレゼントを大好きな従兄の納蘭容若からもらい喜んでいた。一方、まだ少年の康熙帝は納蘭容若らの力を借りてオーバイ(という表記でしたが普通は「オボイ」なのではないのか)を捕える。オーバイ一派粛清のためにオーバイの腹心であったアブタイの一家は皆殺しとなるが、それを逃れた良児は逃亡中に身分を隠した康熙帝と出会う。その後納蘭氏に逃げ込んだ良児はそこで記憶を失い、衛琳琅と名を変えて、宮中入りする。

で年月は流れて、大人になった康熙帝は、あの日の少女の良児をずっと捜し続けていた。納蘭容若は康熙帝の側近として、宮女たちのあこがれの的となっていた。
(子役のときは二人同い年くらいに見えるんですが、大人になるといきなり年齢差が10歳以上あるように見えてしまうんですが、そこらへんはご愛嬌)
一方、琳琅は辛者庫の宮女として仕事をしている。ある日穴のあいた皇帝の衣装が辛者庫に持ち込まれ、琳琅が刺繍の腕を生かして穴を見事に隠す。出来上がった衣装を見た康熙帝は、そこにほどこされた刺繍が、良児が傷の手当をしてくれた手巾の刺繍と同じであることに気付く…、というのが2話目まで。

ここまでのところ話が結構サクサク進んでいる感じです。あまり自然でないワイヤーアクションとかもあるのですが、雰囲気としては拉风娱乐っぽいというか深宮諜影に似てるかもしれない(ちなみに深宮諜影で皇太后やっていた人が太皇太后つまり康熙帝の祖母をやっています)。

そして、刘恺威さんはなんというか本当に辮髪がよく似合う。辮髪似合う度ランキングでいえば韓棟さんとトップ争いになるのではないかと思います。それから、あまり凛々しくない微妙に女々しくて感傷的な康熙帝というのもなかなか悪くないです。(このへんは「山河恋美人無泪」の色ボケホンタイジと共通してるかもしれない)

最近ひかりTVの接続が不安定でちゃんと録画できるかどうか不安なのですが(チューナー交換の案内が来ていたし)、無事になんとか見られますように。