秀麗伝のイケメンたちについて的ななにか

まあ実質今見てる中国ドラマこれ１本なわけで。

いっこ前にも書きましたが、これ悪くないというか、思ったよりちゃんと作ってある感じがします。少なくとも武媚娘传奇よりはずっと面白いし、多分雲中歌よりも今のところはずっと良いと思うし、傾世皇妃と比較してもかなりよくできていると思います。

（個人的なランクとしては、衛子夫と同じくらいで若㬢よりは上で風中奇縁のちょっと下くらい）

さとうしん先生が「イケメン大河」といってましたが、ホントにそんな感じ。出てくる男が軒並みかっこいい。明らかに憎まれ役の一部を除いて、ほぼモブみたいな感じの人までイケメンそろえてます。特にですね、班淑伝奇では顔は好みではないと思っていた李佳航さんですが、なんか見れば見るほどかっこよく見えてきてしまう。

そしてそれ以上に、ヒロインの兄陰識をやってる王雨さん。この人傾世皇妃の時もかっこいいもっと出番あってもいいたくさん見たい、とか言ってたんですが、陰識の、思慮と懐が深くて表に立たないけど芯がある役どころ、超すごいです（語彙が足りない）。

それに引き替え、といってはナンですが（まだ物語が中盤だし）、ヒロインの弟役なので期待していた茅子俊は、いまのところただのよくできた弟でしかないような感じがしてすこし物足りない。まあ、かなり出番がたくさんあるので、眼福といえば眼福なんですが。

そういえば、おとといかその前かの回で、劉玄の正妻だったはずの韓夫人が、陰麗華に向かって「お前も正妻から側室に落とされる」とかののしってたわけですけど、歴史上たしかそうなる筈（光武帝の最初の皇后は別の人）なんですよねえ。

あと、はぐれた後でひどい目にあったらしい麗華の侍女がいったいどういう目にあっているのかとか、逃げてたのをかくまったらなぜか再会した時に劉玄の側室になっていた趙夫人とか、あのあたりがどうなってるのか今一つつかみ切れてません。