深宮諜影 つづき

いやこれ、あれですよ。ふつうにというかかなり面白いじゃないですか。

あっという間に15集まで見てしまいました。あらすじは省略しますが、若干話詰め込みすぎのきらいはあるものの、なんか途中でやめられないというか早く先が見たいという感じです。
女1は甘婷婷さんなんですが、新水滸伝の金蓮の人。目の大きな典型的な中国女優さんで、あまり清純そうな感じの人ではないのですが、見ているうちにあまり気にならなくなってきます。

それよりなによりびっくりなのが、男1のケビン・チェン。宮廷女官若㬢の八爺役と同じ辮髪、同じ贝勒爷なんですが、印象がまるで違う。八爺が野心家で自信たっぷりでギラギラとしてて、なおかつ髭の剃り跡が青々としてるのに比べて、こちらの格㤗贝勒は、なんかさわやかで若々しくてどこか少し弱さもあったりする。この贝勒爷なら全然アリです、個人的に。

あと、康熙帝の皇太子が、いままでに私が見た康熙帝の皇太子役としては一番イケメンです。性格は、まああまり良いとは言えませんが、ヒロインに一途で(だから皇太子妃がヒロインを迫害するのだけど)、そしてなんとかヒロインによく思われようといろいろと策を弄する(あまりあくどい手は使わない)のにことごとく裏目に出てヒロインと贝勒との距離が縮まってしまい悔しがるのとかかわいいとさえ思えます。

で、そのヒロインを迫害する皇太子妃が刘庭羽(「謀りの後宮」のヒロイン・孟凡の人)なんですが、これがまた善良で聡明だった孟凡とはうってかわった、高飛車で陰湿な役。でもどこか憎めない感じになっちゃうんですよね善人顔だからかな。

なんかこのペースだと今度の週末には間違いなく見終わりますね。