宮２＆唐宮美人天下 視聴完了

…ってずいぶんたってしまいましたが。
宮〜パレス２（宮鎖珠簾）ですが、まあ、まあ、うーん、まあまあ面白かったのではないかと思います。
例のタイムスリップ禁止をクリアするために、清朝部分はまるっと劇中劇になっている構成なのですが（そして前後に宮１の主役カップルの現代での部分が描かれている。最終回に白い車でさっそうと現れるほっそりし冯绍峰には笑いを禁じえません）、まあそれはそれでよかったんじゃないでしょうかね。
とにかく前半、怜児が雍正帝と出会うくらいまでは後宮のマウンティングのお話でそれほどそそられるものはないというか正直我慢しながら見ていたわけですが、そこから先はまあまあ以上に面白かったです。于正にしては、伏線の回収もれもほぼなく、于正お得意ｗの一人二役によるそっくりさん設定も、運命を分けられた姉妹で、かつ梅草的エピソードではなく重要なサイドストーリーとして関係してきていたので、違和感はほぼありませんでした。
まあ細かいことはやっぱり突っ込みどころがたくさんあるんですが、であるとしても、よくできたドラマだったといえなくもないです。

で、同じころに唐宮美人天下（邦題は「則天武后〜美しき謀りの妃」でしたっけ？忘れた）も最終回になりました（これも于正、美人シリーズの２作目のなるやつです）
これも前半は結構我慢でしたね。王皇后（ちなみに山河恋美人无泪のナムチョンの人）の出てくるパートはまるっといらなかったのではないかと。こちらも男１はたぶんミッキー・ホーなんですが、どうもこの人、皇帝とかそういうえらい人よりは将軍の方が似合うんじゃないですかね。美人心計でもこれでも、いやな感じは受けない（宮１＆２にしても王者清風にしても、皇帝やるとうさんくさい感じになる）。ストーリー的には、なんというかわたし的には、レクター博士に取り込まれたクラリス的なものを武媚娘に感じてしまって、まあヒロインは彼女ではなく心児のほうだと思うにしても、ああいうダークサイドいっちゃった感じの終わり方はちょっと意外でした。そして、ミンダオが（わたし的には、ですが）以外とかっこよかった。少なくとも王的女人のときみたいなこのアンパンマンがなんで男１なの？的な印象はあまりなかったです。

ええと、岳飛伝は全然消化できていません。一方、武則天秘史が意外と面白いのでそっちは２日遅れくらいでなんとか見ています。金玉良縁と風中奇縁もぼちぼちと（こっちは週２話なので）見ています。

とそんな感じで。