王者清風 続き

いやこれ于正なみにいろいろとあれだわ。
何しろ雍正帝死んで乾隆帝即位したのにまだ廉親王生きていて、五阿哥和親王(弘昼)の後ろで糸ひいてるし、弘昼はバカでこすっからくて思い切り下品なのにまだ生きている。三阿哥弘時はさっさと自害して退場したのに。

慶喜というのが乾隆帝というか弘暦の侍従なんだけど、この人がなんかちょっとかわいい。でもまあそんなことはどうでもよくて。

宋田田(実は呂四娘)と弘暦との恋が一応ストーリーの重要な部分なんですが、いつの間にか乾隆帝には皇后がいるし、しかも明月閣(清朝を滅ぼして漢民族による明王朝を復活させようとしているひとたち)の李聡児(ニセモノの呂四娘)は閣主のことを思っていて彼の命令で弘暦に近づいたのに、閣主には誕生日も覚えてもらえないうえに使命のために弘暦に操をささげろと命じられてさすがに自分が道具でしかないことに傷ついているところで誕生日に凧揚げしてくれてずっと誕生日は一緒に過ごそうとか言った弘暦に揺らいでるし、それを見て田田はやきもちやいてるし(おとなしく傷ついたり内向的になったりしないのです、こちらは)、田田をずっと見守っている葉大侠は田田から「恋愛したことある?」とか聞かれて(彼が実は田田を好きなのは視聴者にはわかってるんだが)、「人を愛するのは難しい」とか言っちゃってるし。

しかしやっぱりミッキー・ホーはなにをやっても胡散臭いなあ。