湘南台のまた別のカレーやさん。

というわけで、先々週はサティーというカレーやさんに行ってきたわけですが、先週は久々アバンティに行ってたらふく食べてきました。そして今週は、湘南台のもう一軒、あやしいカレーバイキングの店タージマハールへ。

タージマハール

食べログ タージマハール

ここらへんはしょっちゅう(ほぼ毎週)車で前を通っているのだけど、こんなところに店があるなんて全然知りませんでしたよ。というくらい、一見するとお店に見えない外観。

しかも、お店に入っても、誰も出てこない。バイキングなのは事前に知ってたけど、勝手がわからない。待ってても誰も出てこないので、ちょっと頭にきていっぺん店から出て帰ろうかと思いましたよ。

そうしたらあわてて店主らしき人(食べログによればパキスタン人)が出てきた。カタコトで説明してくれたので、やっとそれで、カレーバイキングにありつけました。

カレーは二種類、サフランライス、サラダ、ナンが食べ放題です。といってもオシャレな盛り付けなどはなく、カセットコンロの上の鍋にカレーがあって、おおきなサラダボウルにサラダがあって、ホットプレートにナンがあって、ジャーにライスがあって、それをセルフサービスで食べる。

メニューにはカレーは日替わりと書いてありましたけど、食べログでも「チキンとマトン」とあったし、多分私が食べたのもその組み合わせ。チキンカレーはタマネギたっぷりで、スパイシーだけど過剰に辛くはなく甘みというかうまみのある味で悪くないです。マトンのほうは、辛い上に多少塩が強い感じ。でもこっちも悪くないです。カレー自体の味は、サティーよりおいしかったです。

ナンは、ちょっとクリスピーというかカリっと感じで、フワフワモチモチのナンがすきな人には合わないかもしれないけど、個人的には好きですね。サフランライスはインディカ米。あんまりパサパサ感はないです。

サービスはほぼないに等しく(基本的にセルフサービス)、メニューも少ないし、店内もインドっぽいタペストリー的なものがあるものの基本的には場末の安食堂的なインテリアで立ち食いそば屋並の狭さなので、ゆっくりと食事を楽しむには向いてない店かもしれません。でも、ランチバイキング550円でこのレベルのカレーが食べられるのであれば、正直そんなことは期待するほうが間違っていると思いました。

店の前には、日本語じゃない言葉を話す人がいたりして、おそらくこのお店は日本人向けというよりは、この地にいるインドやパキスタンの人のための場所になっているような感じでした。お店が狭いのも、半分のスペースがそういった人たちのための食材店になっているせい。あーこんなところにもインディカ米あるのね。今度ここで買ってみよう(いつもは駅の反対側にあるタイ食材店で買ってる)。

本当はタンドリーチキンとか食べたかったんですが、この雰囲気でバイキング以外のものをどうやって頼めばいいのかちょっと途方にくれる。でもこの値段ならたびたびいくのも悪くないと思う店でした(実際、若い工員風の男性グループは常連のようでした)。

タージマハール インドカレー / 湘南台駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5