扶揺を見てる

杨幂さん嫌いじゃないんだけどこの人のドラマで日本に入ってくるのってだいたいファンタジー系じゃないですか。あたしはもっと史劇よりのラブ史劇が見たい人なので、ずっと避けていたんですよ。でも、透析中に見るものがなくなってしまったので、仕方なく比較的ジュブナイル度がなさそうなこれを見ることにしました。

うん、最初の玄元山パートのうちはわりと武侠っぽい感じの話なんですよね(ただ個人的に武侠社会ってもうちょっと実力主義というか身分的にはフラットな気がするので、この玄幽部とかなんとかいう「上に上がれない奴婢制度」は個人的にどうなの、って気がする)。で、奴婢だったヒロインがなんだかんだでその山を下りてからの大淵国パートとかはわりと宮廷モノ的な感じ。ここでは大淵国の王兼争いがあって、それが解決すると今度は天権国の主に辺境が舞台になるんだけどここは戦争モノの感じ(実際には戦争というよりは盗賊団と村の戦いなんだけど)。で、それも解決した後は天煞国への困難な旅があって、天煞国のクーデターがあってこの部分も戦争モノっぽい感じ。そこも解決すると今度は璇玑国の異変を調べに行ってそこで山に捨てられる前のヒロインの素性がわかり、それから天権国でクーデターが起きたのを解決しに行くのですが(だいたいそのへんまで見た)。

あえて恋愛から見の要素を抜きにしてざっくりとストーリーを追ってみたのだけど、いやこれベタベタのラブストーリーですからね基本。で、あれこれの要素を詰め込み過ぎじゃね?というのが率直な感想。

まあ中国ドラマ基本的に長いしストーリー複雑なんですが、ちょっとばかりやりすぎ感がある。あと、悪人がいかにもな悪人ばかりで、善悪的な基準でいえば結構わかりやすいんですよ。しいて言えば天権の皇帝くらいがその例外な感じ。

あとですねえ。天権の皇太子長孫無極というのがヒロインのお相手なのですが、彼がヒロインを丫头って呼ぶわけですよ。杨幂さんのやくどころは「五色の石を持つ少女」なんですが、…少女? うーんさすがにもう少女はちょっと無理では?と思っています。

皇太子約のイーサン・ルアンさん、この人もいつまで見ても主人公補正がかからなくて全然カッコよく見えなかったりします。

そんなところです。

 

そんなところです。