衛字夫

とりあえず6話までみました。

いや展開早いよ。3話目でなんの葛藤もなく床入りだもん。で、その後で幼い日に嫁ぐ約束をした幼馴染と再会しても単純に喜んでいるヒロインですが、その幼馴染のほうは、探し続けていた相手をやっとみつけたと思っていたらその晩に彼女は陛下と床入りですからね、かわいそうすぎる。(ちなみにイケメン度高めのこのドラマの中でわたし的に一番タイプなのはしいて言えばこの段宏役のひと)「僕が北斗七星となって君を守る」の誓いも、陛下に勝手にパクられてるし。

竇太主(館陶公主=文帝の娘・景帝の同母姉・武帝の伯母で義母)ってここでもロクな描かれ方をしていないのよね。 美人心計でも、弟の劉武を皇太弟にしたかった景帝に反発して、結局劉武を殺させたのはこの人だったわけなんですけれど。ところでこの人の旦那は全然出てこないんだけど、どうしてるんだっけ?

平陽公主にしても武帝にしてもそれなり以上に聡明で善良なのだけれど、それに対して竇太主とかその娘である皇后とかってろくでもない。そう考えると、王皇太后がよほど善良で聡明な人だった、ということなんだろうなあ。

そして平陽公主の夫の平陽候の小物っぷり。そんな夫に嫌気がさして、身分は低いながらも教養も品格もある衛子夫と衛青を平陽公主が大切に思う気持ちもわかりますね。しかしまあ、弟の嫁のさらに弟と結婚するわけだから(これは史実なのでこういうのをネタバレとは呼ばない)当時としては相当に勇気のある人だと思います。

しかしだな。衣装とか髪飾りとかがとても豪華(今のところ衛子夫ひとりだけ地味)なんだけど、主題歌がなんというかいまひとつ歴史大作ドラマというよりはちょっとラブ史劇よりな感じですよね。まあ宮廷ものだからしかたないのか。