衛子夫 つづき

…といっても特に書くことはないのですが。

なんというか衣装が豪華なわりに、肝心の主人公の感情表現があまりないというか、これはもしかして王珞丹が大根なのか?と一瞬思うくらい、彼女の心の動きの描写が少ないんですね。その代わりなのか、脇役の心情はこれでもかというくらいに描かれている。わかりやすいヒールとしての皇后や竇太主はもちろん、子夫に想いを寄せる段宏とか、衛青を思い続けている沈葭とか、こっちが主役のほうが話が面白いんじゃないのと思う平陽公主とか、ほんと、脇役についてはものすごく充実感あるんですよねこれ。

ところで、これ、「中国版トンイ」ってなキャッチコピーついていますけど、トンイほどの奔放さというか大胆さがどうもないんですよね子夫には。この先、そういう場面は出てくるのでしょうか。

現時点での個人的な評価としては、「期待外れとまではいかないけれどものすごくハマれるという感じでもない」です。