今更だけど、「しがみつかない生き方」


今日、会社の友達が貸してくれたので読んでみた。ただし、まだ「勝間和代を目指さない」まではたどり着いてません。それはさておき。

努力したら成功するはずだ、とか「成功できないのは努力が足りない」とかいうのは、いうのは簡単だ。「あきらめなければ夢はかなう」とかね。だけど現実には、どんなに努力しても思うような結果が出せるわけじゃないし、あきらめなければ夢はかなうのかというと、夢をかなえた人はたまたま実現可能なことを夢としていただけだ、というほうが正解のような気がする。

成功は努力の結果だろう。それは認める。んじゃ成功しなかった人はもっと努力すれば成功できたのか?そんなの誰にわかるかっつーの。

でね、この本で指摘されているのは、「努力すれば結果がついてくる世界」にいて結果を出してきた人ほど、努力しても結果がついてこない世界では簡単に自分の価値を見失いやすい、ってことなのね。これは自分の実感とも近い。

http://anond.hatelabo.jp/20090923161611 の増田が、実社会でどう感じるのかはわからないけど、とりあえず、「努力すれば結果がついてくる世界」っていうのは、実はかなり限られた特殊な場面だってことに、早く気がついた方がいいだろうね。

でないと、心が折れるよ。