見終わったものと今見ているもの

まず見終わったもの。陳情令です。ブロマンスものを避けているつもりはなかったのですが、なんとなくタイミングを逃して見損ねていたのを、アマプラに来たので見ることにしました。まあ、これが大人気ドラマになってみんなが王一博とか肖战とかに夢中になるのはとてもよくわかる。なんといってもですね、魏婴というキャラクターがとにかく魅力的なんですよ。んで、調子に乗って原作小説を最終巻だけ読んだのですが、うん、もともとBLが好きな人はともかくそうでない人にはあまりお勧めしないです。

もひとつ見終わったもの。青雲志2。これなんですが、ダークファンタジー風味で悪くなかったです。正道が魔教をただ「滅ぼされるべきもの」としていることに疑問を抱いた主人公は、正道によって自分に向けられた刃を受けて最愛の女性(魔教のボスの娘)を喪うという事件を経て(ここまでが1)、彼女を復活させるべく放浪したのち魔教のナンバー2になるのですが、魔教の邪悪な部分がここで出てきて結局魔教とも袂を分かつことになる、までが2のだいたいのお話です。1では素朴で善良で落ちこぼれだった主人公が2ではダークヒーローなんだけど一方で青雲門の同輩との友情も正義感も失われていないわけですよ。正直李易峰ってそんなに評価していなかったんだけど、この役についてはまさにベストなキャスティングだったんじゃないかと。

ちなみに、1と同じストーリーの映画「ジェイド・ダイナスティ」っていうのがあって、こちらは主人公を肖战が演じているのですが、これがなんというかキムタクです。(アマプラですが無料ではありませんでした)肖战のビジュアルは陳情令が今のところ一番いいですね。

**:

で、今見ているものですが、引き続き山河令と燕雲台を見ている(そろそろ燕雲台は終わりに近いのかな)他に、狼殿下と上陽賦を見ています。
前者はダレン・ワンっていうゴリラっぽい人と李沁が主演で、そこに肖战も出てくる感じ。一応モデルとなっている時代は五代十国後梁とかあのへんらしいです。ストーリー的にはなんか振れ幅が大きすぎるというか芝居が臭すぎる感じがしないでもないです。
後者は章子怡と周一围が主役のやつ。うんなんか大作感出してるけど、主題歌がわりとラブ史劇チックというか、なんかいまひとつ重厚感がない感じなんですよね。あと、キャストも結構大物が出てる感じはあるけど、章子怡に十代の役はさすがに無理がありすぎるだろ、って思ってしまう。ストーリーは、もう少し進まないと何とも言えないです。

それと、斗罗大陆という肖战主役のドラマが先週から始まって、まあ一応見てはいるのですが、何度見ても先へ進みたい気があまりしない蒼穹の剣と似たテイストが若干匂う感じがするので、見続けることができるかどうか不安です。

在宅勤務中に部屋で流し見するようのドラマ、録画済であんまり見ていなかった慶余年とか九州縹渺録とかをチラホラ見ています。

そんなところかな。

最近見終わったドラマとか

というわけでだいぶ間が空いてしまいましたが、いくつかドラマを見終わっております。

① 射鵰英雄伝
李一桐と杨旭文のやつ。これ、最初のうちは主役二人がサワヤカ~な感じでなかなかよろしいのではと思っていたのですが、欧阳克とか楊康の人が生理的にダメなタイプの演者さんだったので途中長いこと中断しておりました。が、再開してみれば、うん、欧阳克の屈折っぷりがやっぱり好きだわ。というわけで結構楽しく見終わりました。
ちなみに、私の最喜欢的イケオジであるところの赵立新はやはりすばらしかったです。

② コウラン伝
これ、かなり早い時期に脱落していたのですが、やっぱり一通りは見ておかないとな、というわけで、在宅勤務の日になんとなく見ていたら無事見終わりました。個人的にはなんといっても茅子俊さんが準主役のドラマがNHKで放送されるというのはもうそれだけでNHKさんに感謝すべきところ、あまり評判の芳しいドラマではなかったということもあっていろんな先入観もあったりしたわけなのですが、見終わってみれば、そこまでひどいドラマではなかったと思います。いや、もちろん細かい不満はたくさんあるんですけれど。

③青雲志(第1期)
いやーこれは面白かったです。というか、第1期の最後はヒロインが死んで主人公が正道である青雲派の在り方に疑問を抱いて旅に出る的なところで終わりなので当然先があるわけなのですが、今のところ日本語字幕で先を見る方法がない(まあいずれアマプラに来るのだとは思いますが)
個人的に仙侠ものというか神仙ものというか、武侠ファンタジーみたいなやつは割と苦手で避けていたジャンルだったんですが、これはわりと正統派の武侠ものに近い感じで、個人的にはかなりハマりましたね。しかし、これ2期はともかくこれから撮影されるらしい3期では主人公が李易峰から韩栋に代わるらしくて、「え?」ってなってる。

だいたいこんなところですかね(他にもいくつかちょっと見始めてやめたのがある)

で、現在見ているのは、燕雲台と山河令のふたつ。
いや山河令すごくいいですよこれ。なんというか张哲瀚がね、もうなんというか美しいし悲しいし凄みがある。えー彼は靖国神社で桜を見たことがバレて中国芸能界追放状態になっているらしいのですが、こんなすごい人このままいなくなったらダメだろ、と思う(実のところこの人茅子俊ほどじゃないにしろ、なんかあんまり重要じゃない脇役が多かったんですが、このドラマで堂々と主役やってるのを見るとやっと時代が来たと思えたんですけどね)
燕雲台のほうは、phoqueさんのここ数年で一番好きなキャラであるところの穆如寒江を演じていた窦骁さんが報われない男役(というのともちょっと違う)で、この人は馬乗ってる姿がとてもかっこいいのですが、馬乗るシーン多めでたのしいです。

 

そんな感じ。

 

少林問道を見終わって、琅琊榜を見終わって、その後(如歌とかみた)

というわけで少林問道を見終わったのです。うん、なんか根本的なところで納得いかないことがたくさんあるドラマですが、とりあえず見て面白くはありました。
(どういうところが納得いかないのかというとうまく説明できるような気がしません。単純な仇討ちのドラマではないというのはわかるのですが、であるにしても仇討ちはこの人らの心の中でどういう風に処理されたんだろうな、みたいなところの周辺に、なにやらとても納得のいかないことがあるのです)

で、見終わって少し開封府を見始めたけど、どうしても途中で飽きてしまって(あのドラマはOPとEDの曲がなんかフランス映画っぽくて好きではあるのですが)、そしたらアマプラ見放題に琅琊榜と甄嬛传が入っていたので、とりあえず3周目くらいの琅琊榜をみました。いややっぱりこれは未だ「最高峰」ですね。これを超えるドラマがこの先出てくるのだろうか。

でこれはもう面白過ぎてあっという間に見終わってしまうのですが、そこでまた開封府を見始めてやっぱりなかなか先をみたい気持ちになれなくて、で、アマプラ見放題に今度は寂寞空庭春欲晩が来ていたのでそれを見ようかなと思ったのですが、これ男性陣はいいのですが、ヒロインの顔が嫌いなんでちょっとおいといて、甄嬛传を見始めたのですが、眉荘さんが妊娠したと思いこまされ陥れられる手前のところで止まってます(あのへんムナクソ悪くて苦手なんですよ)

で、なんとなくタイトルだけで忌避していた烈火如歌(邦題:如歌)を見始めました。迪丽热巴がヒロインで张彬彬も出てくるやつ。でも张彬彬は男1じゃなくて当て馬的ポジション。どういう話かというとファンタジーよりの武侠ドラマというのが一番正しいかなと。江湖の門派の覇権争いに、荘主の娘とその許嫁の関係がこじれた原因だのなんだのが絡んでくるわけなんですが。
面白かったかというと、途中、武侠色の強い部分まではかなり面白かったですね、食わず嫌いで損してたな、と思う程度には。具体的には、暗河宮が壊滅状態になるあたりまで。ですが、男1つまりヒロインと結ばれる役の人が、元F4の人、つまり若いころは超アイドルだった人らしいんですが、アイドルの頃を知らない私にはどうにもこうにもおっさんにしか見えない。おっさん全部が嫌いというわけじゃないんですが、「俺はまだまだ若い女と付き合える」とイキってるタイプの若作りのおっさんなんですよ。でもって、ストーリー上も若いカップルの片割れを自分の運命の女性だからと追いかける系。この人が江湖でも俗世を離れた縹渺派というところの総帥なんですが、100年以上生きてても若々しいままだし、死んで雪のように消えてしまったのに生き返る、それも2度も。うーん、うーん。
いやホントこのおっさん絡み以外の部分は普通に面白い武侠ドラマだっただけに、これがもうなんというか「いやそれいらなくない?」って感じでした。まあ実際のところこの人いないとストーリーが成立しないのだろうと思うのですが。
で、张彬彬なんですが、ずーっと復讐心に囚われていて苦悩と怒りに満ちた表情なんですが、本当はヒロインが好きでたまらないのに、嫌わなければ憎まなければと思い酷い態度をとりつつ、でも命が狙われていると知れば助けようとするし、死んだと思っていたのが実は生きていたのを知った時は思わず喜びが表情に出てしまう(笑顔っぽい表情はドラマ全編を通じてこの一瞬だけでした)とか、自分の人としての器の小ささを思い知らされて苦悩したりとか、そういう张彬彬もよいですね。何よりよかったのは、もうヒロインの心が自分のところに戻ることはないとわかっていて、それでも想いを断ち切ることができないところですね。

追記:
これ、「初夜」に対するこだわりみたいなのがあちこち出てきてそこらへん微妙に気持ち悪かったです。まあ金庸はじめ武侠って割と女性の処女性にこだわりがある話が多い気がする。
それと、主要な登場人物の中に「姫驚雷」という人と「雷驚鴻」という人がいて、名前の文字がかぶりすぎだろ、と思った。

 

というわけで見終わった後、今度はアマプラ見放題に「将夜」が来ていたので、それを見始めています。これもまあファンタジー系といえばファンタジー系なのですが、ダークファンタジーというか、ふわふわ恋愛系ではないので、今のところ面白く見ております。

 

 

華ドラあるある

前にもちょっと書いたけど、

子供のころに互いの身分を知らずに知り合った二人、片方(たいていは男)が実は高貴な身分で、幼い頃の思い出の人をずっと心で追い求めていて、大人になって再会し……

みたいなやつ。これ割とあるあるで

雲中歌
寂寞空庭春欲晩(皇帝の恋)
孤芳不自賞(孤高の花)
扶揺
将軍在上(花と将軍)
秦時麗人明月心(麗姫伝)

がすぐに思い浮かぶし、その他、ちょっと微妙ではあるけど

独狐伽羅

でも、楊堅が曼荼を許嫁にする理由が子供のころに出会った伽羅のことを曼荼だと錯覚していたらしい描写があったりしますね。

今朝たまたまyoutubeで華ドラのトレーラーを見ていたのですが、邦題が「紅蓮伝」とかいう、原題が「少年遊之一寸相思」なドラマがそのパターンのようでした。(豆瓣8.4·とかいうものすごい高評価なのでちょっと興味ある)

まあだからなんだっつー話なんですが。

ちなみに私が再三「華ドラ初心者に最初にお勧めするドラマ」と言っている美人心計ですが、こちらはのちに代王から漢皇帝となる劉恒には子供のころに大好きだった乳母がいて、その乳母に生き写しの娘がのちに代王妃→漢皇后となる話なんですが、その息子劉啓は子供のころに知り合ったをのちに皇后にしてたりしますね。

少林問道を見始めた

しかしめんどくさいタイトルだよね、少林「問答」ではないのです。少林問道。で、主人公と思われる人が程聞道って名前なんだけど、少林「聞道」でもなくて少林問道。

義兄弟の契りを結んだ3人と、その親世代のやはり義兄弟の契りを結んだ3人との因縁のお話、なんだけど。子世代の3人のうち一人がきめえ丸みたいな感じで、彼が親や高官と義兄弟の契りとの間で板挟みとなってるのを最初は同情的に見ていたのだけど、なんかだんだんただのきめえ丸にしか見えなくなってきて困ってます。

主人公の許嫁の役をやってるのが、若曦で敏敏格格やってた人なんですが、いや最初全然わからなかったよ、こっちの役ではとにかく全く笑顔になる場面がない。

美人心計を見終わったあと

というわけであっという間に見終わった美人心計のあと、何を見ようかと悩み中です。とりあえず大秦帝国の3つめとか、3周目になる隋唐演義とかも見てみたのですが、いやここは少林問道かなあ、と思っております、といいつつまだ3話くらいしか見てない(というか前回見たときはもう少し先まで見ていた気がするけど全部忘れてる)。

なんかもう少し新しめのやつもHDDにはたまっているのですが、透析中に見るとなるとFireタブレットに移さなきゃならなくてめんどくさいのです(なんか愛が足りない)。

 

 

ひさびさの美人心計

アマプラのプライム会員無料のビデオにとうとう見るものがなくなったので、しかたなくアジアドラマチャンネル(月額880円)に加入しました。で、何を見てるのかというと、懐かしの「美人心計」です。

ホント久しぶりにみているのですが、いやー今見てもこれ絶対面白いですよ。さすがに絵面は多少古臭い感じがしなくもないけれど、でもやっぱりラブ史劇の原点って感じがします。

まあ、杨幂さん今と随分顔違うなあとか冯绍峰さんあんまり顔変わってないなあとか罗晋さんもあまり変わらないなあとか苏青さん顔変わりすぎだろとか茅子俊さんなんか初々しいなとかあとこの子役みたことあるなーとかそういうことを考えながら見ています。