見た映画

といっても、映画館に行くとかなりの確率で具合悪くなるのでチャンネルnecoで録画してあったやつなんですが。(もしかしたらどっちかはチャンネル銀河だったかもしれない。録画したらどこでやってたかとか忘れちゃうんですみません)

1本目「捜査官x金城武主演。清末か民国初(辮髪の人と洋服の人が混じってる)くらいの時代、とある田舎の村に強盗が現れ、村人の一人がその強盗を撃退、というか殺した。強盗は指名手配犯で、殺した村人は英雄となったのだが、その殺され方が明らかに、素人が抵抗したというレベルではなく、どう見ても人を殺す技術を持った人間の手口であることから、金城武演じるシュウ捜査官は村人の正体に疑惑の念を抱く…。
彼は昔、悪事を働いた少年を反省の様子を信じて更生の見込みありと釈放したところ、その子が育ての両親を毒殺、捜査官自身もその毒で体を害している状況。で一方その村人は実は殺人集団のかつてのナンバー2(でかつナンバー1の息子)で、組織から逃亡して普通の生活を送っているのだけれど、組織の方でも彼を追っていて…という。

いやこれ超おもしろかったです。調べたらあちこちで賞にからんでいたらしいんですが。あの金城武が、さえない感じの捜査官やってる(でもまあ元のイケメンぶりは隠せてないのですが)のがなんとなく金田一さんみたいな感じです。

もういっちょ。「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」 ライズ・オブ・シードラゴンこと狄仁杰之神都龙王の前作というか時系列的には後の時代の話。武則天が皇帝に即位する時期、巨大な通天仏を建造中に、関係者が次々謎の人体発火事件を起こして亡くなる。獄中にいた狄仁傑さんが事件解決のために呼び戻される、というところから始まるのですが。

いやーこれキツかったわ。特に、とある一人が死ぬのは、直接的には狄さんが手を下したようなものだったわけだし。そしてラスボスとなったのが、よりによってあの人だとは、みたいな。ストーリーとかセットとかCGとかワイヤーとかはまあツイ・ハークですから派手ですよね。そして彼は中国のスピルバーグとか言われているわけですが、この物語構成(狄仁杰シリーズは次作も計画中だそうですが、多分それはこれとシードラの間−作中で語られていた「8年前」の話になるんじゃないかなと)だとどっちかというとルーカスじゃないのかと。

という感じでした。