それはちがうんじゃないだろうか。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090915/plc0909151523009-n1.htm
というわけで民主党は新人議員大量当選による議員秘書不足を、これまで禁止していた議員本人の身内の秘書採用を緩めて、親子配偶者以外は可とするようにしたそうで。

私は民主党を全面的に支持しているわけじゃない(というかマニフェストに批判的だったもんで民主党にはここしばらくぜんぜん投票してないんだけど)けど、いくらなんでもここまで1mmも賛同できないことをやらかしてくれるとはねえ。

ま、そもそも前回の郵政選挙のときに、やはり新人議員大量当選した自民党は、大量落選した民主党議員の秘書だった人を雇わない、という通達を出したんだそうで、その意趣返しなのか、今回大量に職を失った元議員秘書自民党議員の)たちを登用しようというつもりはなさそうなのである。

いやさ、それ違うんじゃないのかなぁ。

雇用問題であるとか格差社会の問題とか既得権の問題とかに真剣に取り組むつもりがあるのであれば、まずは隗より始めよというか、能力がありながら職を失った人などを積極的に登用するのがスジというものでしょう。議員の身内なんて、格差社会の勝ち組というか既得権組の最たるもんじゃん。

なにをかんがえているんだか。