衛子夫を見終わった。

いや見終わってからだいぶたつような気もするのですがそれはおいといて。

まあ、つまらなくはなかったです。というか、二択ならば「面白い」に丸をつけるかな、という感じですかね。

いろいろと不満はあるわけです。なんというか、ヒロインの味方サイドの人はおおむね聡明で、敵サイドは一人を除いて多少小賢しくはあっても基本的に考えが浅い人ばかりで、しかも味方サイドはお互いの信頼感がとても強いわけですよ。まあ最後のほうになってやっと敵サイドが味方サイドの信頼関係にひびを入れることに成功しかけるわけですが、それもヒロインの誠意と陛下の英明で乗り切る、という。

これ、たぶんなんですが、平陽公主とか段宏とかにもっとフォーカスした話のほうがよかったんじゃないのかなあ。

あと、衛子夫は史実では、罪を着せられて自害しているわけなんですが、この終わり方だとほんとハッピーエンドすぎないですか?というのはあるかも(まあ、死んだあとずっとたってから名誉回復されるというのはドラマにはしづらいというのはわかります)。

で、王珞丹、結構きれいだったと思いますよ。ただこの人は、「おお、美しい」ってなるようなタイプの人ではないですよね。(それにしても、李夫人とか、どうひいき目にみても美人とは言えなかったのに、「美しさを武器にのしあがった」っぽい描写なのはなんだかなあ、と)

それから、陛下の側近の白旻が実は一番イケメンだったのではないかとかひそかに思っておりました。