蘭陵王その4

というわけで今日は蘭陵王お休みなわけですが。
(毒酒を賜って亡くなった、というところで間が空くとかあざといぞフジテレビ)

もうね、なんというか、お前には人を見る目がないのか蘭陵王
あの皇帝が、そのくらいのことで真っ当になるわけがないだろうが。でもって、安徳王も雪舞も暁冬までもが気が付いているのに、自分ひとり皇帝を信じるみたいなことを言っていて、それは蘭陵王の善人で情に厚い人柄の現れっていうつもりなのだろうけれど、善良で人を信じすぎるのは、時として周りには大きな害になるわけで。
(たしかそんなようなセリフ、美人心計にあったような)

民の苦しみも、兵たちの(しなくていいはずの)苦難も、だいたいが蘭陵王が皇帝を信じたり忠臣であろうとしたりしていることの結果で、もちろん皇帝がロクデナシなのが一番の問題ではあるにせよ、それに加担しているのはほかならぬ蘭陵王なわけでね。

兵権渡す前にさっさと皇位簒奪でもしてしまえばよかったのに。自分が皇位つぐのがいやだったら安徳王でもいいわけでね。

(ちなみに、ウィキペディアによれば、安徳王はのちに皇帝・後主のしりぬぐいみたいな形で皇位をいちおう継承することになります。正史では認められていないそうですが)

あたしは蘭陵王という人間にあまり魅力を感じないというか、もともとフォンさんがビジュアル的にそれほどタイプじゃないということもあってか、これからは仔馬ちゃんと、あとは小翠と安徳王の関係にフォーカスしてみよう。