勝手なこと。

貴乃花親方が日本相撲協会の理事に当選して、世間というかマスコミは「若い親方が改革をしてくれること」に期待するかのように持ち上げつつ、一方では「改革の具体について語らない」ことに不満を言ったりしているわけなのだが。

えーと確か、先代貴乃花というか二子山親方が亡くなったとき、世間に対して言うべきことはきちんと言っていた貴乃花を、言ってる内容ではなく「しゃべりすぎる」とかいう理由で批判的に取り上げて、テレビの仕事してるくせにその件にはダンマリを通していた花田勝氏のほうを「黙って言いたいことを言わせる懐の深さ」的に一方的に肩入れして持ち上げていたんじゃなかったのか。

参考までに → http://phoque.exblog.jp/3079413/

あのときだって、貴乃花親方はいろいろ改革案を語っていたんだけどね。

ホント、勝手すぎる。今だってこうやって持ち上げてるけど、多分それは相撲協会守旧派のほうを悪者にしやすいからそうしているだけで、なにか貴乃花派のほうにちょっとでも落ち度があったらどうせ叩く気まんまんなんだろうに。

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追記。


でもって、立浪一門からの『裏切り者』は元前頭光法の安治川親方で、でもってこの人が立浪一門の犯人探しで名乗り出たら「金もらったのか」とか罵られて、廃業することになった、とか。廃業については、「けじめのため」であって決して詰め腹を切らされたわけではないのだと言ってはいたものの、誰もそんなの信じてないよね、多分。借り株だそうだし。

それにしても、昼のテレビで柴田理恵が憤って「そんな、どこの世の中に、クリーンな選挙で上の決めた押し付けじゃなくて自分の判断で投票した人が責任取らされてやめなきゃいけなくなるなんてバカなことがあるんですかっ!」とか言ってましたが、いままで自民党さんというところは「党議拘束」という形でそれをやってきたわけだし、郵政解散なんてまさにそれで解散になったわけだし、まったく、今まで日本の社会がマトモだったのに相撲協会だけが並外れて不条理であるかのごとく言うのはどうなのよ?と思う。