おもいつき。

在宅透析っていうのがあるんです。

人工透析用の機械を自宅に設置して、自分で腕に針刺して透析する。自宅だから透析後に気分悪くなって帰宅途中に倒れるなんてこともないし、雪で交通機関がマヒしても大丈夫、2日に1回4時間じゃなくて、毎日2時間とかそういうのもできる。というわけでなかなかよいことづくめなんだけど、費用の面(水道代が月2〜3万くらいになるらしい)とか導入指導の面(導入指導をしている病院があまりない・県によってはゼロ)なので、全く普及が進んでいないわけですが。

これって、たとえば会社とかに拡張できないんだろうか。

具体的には、会社に透析の機械を置く。でもって、社員は交代で透析をする。そうすれば仕事終わって即効でクリニックへ急いで、夜遅く疲れ果てて帰宅しなくてもいいし、残業だってできる。透析中だって極端に血圧が下がったとかでなければ電話番くらいならできるし。

全ての透析を会社でやる必要もなくて週1回はクリニックでやる、とかにすればその日だけ会社をちょっと早退するとかいう方法もとれるし。

問題はその会社で何を業務とするか、なわけですが(おいおい)。

これから先、慢性腎不全のドラスティックな治療法の進歩がない限り、透析患者は増え続けるわけで、いろんな業種のいろんなスキルを持った透析患者がいるはずだ、と思う。そういう人達で会社を興すのって、どうだろう。

とりあえず思いつきだけど書いておく。