化学忍者隊。

数日前のtwitterのネタを掘り返してみる。

化学物質過敏症」が厚生労働省に正式に「病気」として認められたのだそうだ。

そのこと自体は、症状に苦しむ人々にとってはよいニュース(医療費のこととかいろいろ)だろうし、ケチをつけるつもりなんて全くこれっぽっちもないのだけれど。

この名称、なんとかならなかったんでしょうかねぇ。

「化学物資」って、何? 人為的に合成された物質、的な意味なのかもしれないけど、であるならば「合成物質」とか他の単語のほうが適切だったのではないだろうかと。だってさぁ、水だってセルロースだってプロテインだってブドウ糖だって化学物質じゃん。(塩も、と言ったら「塩はイオン結合だから違うんじゃない?」と言われた←ここらへんも「化学物質」なる言葉のあいまいなところだ)

「天然」とか「自然」とかの対立概念は「人工」「合成」であって、間違っても「化学」じゃないと思うのよ、単純に。

(ついでに言えば、「天然」=安全とか「天然」=体に優しい、なんていうのは全くナンセンス。そういう人には、ぜひフグでマクロビとか、ウルシで箸作って、とかやってもらいたくなっちゃう。プラズマクラスターのCMで「自然界にもあるプラズマクラスターイオンで安心」とか言ってるのを聞くと、なんか当たり散らしたくなるくらいイライラする)