王的女人(王の女たち)

なわけで、秋からの于正ドラマのうち一番影が薄かった王的女人です。まあDATVだし、BSフジに比べれば見てる人も少ないのは仕方ないんですが、twitterでも全く話題になってない。

傾城の雪に比べると、こちらは于正色が濃厚です。ワイヤー使いまくりで、人間空飛びまくり。于正らしくない点をあげるとすればイケメン度の低さですが、まあ数少ないイケメンとはいえ陳暁と羅晋ですからわたくし的には全くもっていささかの不満もございません(でもどっちも男1じゃないのよねえ)。苦手なジョー・チェンもそれほど気にならなくなってきたし、強欲でイヤな女の袁姗姗もなかなかです。

特にですね。私にとってこれまで「情けない弱っちい皇帝を演じたら世界一」な羅晋さん、これが(劉邦に該当する)海天の役なんですが、ばくち好きの無頼漢だったり反乱軍のおかしらだったりする荒っぽい役もカッコいいんですね。やっぱりいい男はいいなあ。

となると問題は男1のミンダオさんなわけですが。この方かつてアジア10大イケメンの2位だったこともあるらしいのですが、どうしてもアンパンマンにしか見えない。で、女1も女2もこの人が本命で、羅晋や陳暁よりもこっちがいい、というのは、理解不能です。もうそれが気になって気になって。

オープニング見ると、于正にしては戦闘シーンがマトモ、かと思いきややっぱり本編では戦闘場面はしょぼい。まあそこは最初から期待してないからいいんだけど。

やっぱり、なんであの男1なんだろう。これがたとえば茅子俊だったら文句ないのに
(なにいってるんだか)