宮鎖心玉

前からたびたび、若曦よりも宮のほうが好きだ、という話は書いてましたが、透析中に見るドラマとしてAmazon Primeの中国時代劇を探したのですが、一番見たかった卫子夫は字幕版が1話しか無料じゃないので仕方なく途中まで若曦を見て、途中まで雲中歌を見て、で結局宮を見始めて24話くらいまで見ています。雲中歌もなかなか于正らしいご都合主義ドラマではあるのですが(特に冒頭の3人の出会いのシーンとかみてらんない)、それに比較しても、古いドラマだということもあるけど宮のご都合主義はすごいですね。

宮の主人公である晴川は、ずっと憧れていた四阿哥と思いあう中になって幸せの絶頂だったのに、親友だった素言をずっと利用していたことを知り、皇位にふさわしくないと歴史を変えるために八阿哥に接近するわけですが、ここだけ見ると恋愛より義とか情を重視する人に見えるんですね。

なんですが、話が進んで、八阿哥との関係に反対する良妃が晴川に八阿哥と別れるように脅すため小春の家に放火してそれが原因で小春の母が亡くなった話、どう考えても良妃がクズなだけだと思うんですが。そして小春とその母には恩義を感じていたはずだったのに、この件に関して良妃に対するわだかまりも悪感情も全くなく、自分をちょっと責めて終わりなんですよ。すげー薄情。

まあこの先後半は重い話になっていくのですが、前半と後半でキャラが変わる人が多すぎ。