秀麗伝

ずっとずっと待ちに待った秀麗江山之長歌行がやっと始まりました。
まあ、待っていた理由はひとえに「茅子俊が見たい」だけだったりするのですが。

ホントは多分、これって面白い話だと思うんですよ。蔭麗華と光武帝の人生がちゃんと書かれているのであれば、たとえそれがメロドラマだとしてもつまらなくはならないと思う。

だけどねえ。ルビーさん、もう少女の役も、出てくる男という男全部(身内除く)から望まれるスーパーヒロインの役も、無理じゃないかなあと思う。美貌と知性に恵まれた優しい女性を男が取り合う、というのがドラマの中心に据えられてしまったら(傾世皇妃みたいに)、見てる側はすこしならずしらけます。(傾世皇妃がそれでも見るに耐えたのは、共演者がどの人もうまい上に並はずれた美男たちだったからで、あれは別にルビーさんの手柄でもなんでもない)
実生活では世界一美しい俳優(それも年下)と結ばれたりなどしてるわけですから、仕事面ではもうちょっと引いてもいいんじゃないかと思うの。プロデューサーに徹して、若手女優を主役に据えて自分はわきに回るとかさ。

彼女が明らかに自分より年下の女優さんに向かって、セリフとはいえ「姐姐」って呼びかけるたびに、違和感が津波となって押し寄せるのですよ。

ホント、賢后つながりで、王珞丹あたりが麗華だったら(いや彼女だとちょっと美しみが足りないのかもしれないが)よかったんじゃないだろうか。