何度目かの「宮廷の諍い女」

土曜の夜というか日曜日の早朝、琅琊榜のあとの流れで、何周めだかわからない「宮廷の諍い女」をみているわけですが。

何度見てもやっぱりこれは面白いです。後宮ものの最高峰でしょうね少なくとも今のところは。

そして今回改めて思ったのが、やっぱり浣碧性格悪いよね、ということ。ネットでは安陵容が陰険で性格悪いという評価が多いんですが、それに負けず劣らず浣碧性格悪いと思うんですよ。ひとつひとつを見れば恋する娘ゆえのかわいい嘘だとかそういう評価も可能だとは思うのだけれど、全体を通してみると、やっぱり彼女は歪んでいる。安陵容が陰険ながらも寵愛を得るための努力は惜しまなかった(手段も選ばなかったけど)のに比べると、浣碧はまわりにうまいこと取り繕って分相応以上のものを得ているような気がして仕方ないんです。
(要するに浣碧のことが嫌いなのだなあたし)

まああとは、最初のころは嬪に上がるハードルって結構高かったような気がするのに(で、その割に子供もいないしそれほど美しくもない麗嬪が嬪だったりする)、後半のほうになると結構なんでこんなのが嬪みたいなのが増えてるなあと。そして相変わらずの、欣常在の出世の遅さ。