王的女人、おしまいまで

これを見終わったのに感想を忘れていた。王的女人。
まあ、歴史通りに虞姫というか妙戈は剣舞を舞って自害し、項羽というか雲狂も死ぬわけですが、そのあと呂楽はなかなか劉邦というか海天の元には戻らない。その間に戚妃というか喜冰が後宮の主みたいになってるんだけど、それでは国が乱れる、と呂楽が「国のために」戻ってくる。それが愛ゆえではないことで海天と呂楽の間はギクャクしたままなんだけど、最後の最後になって、海天が側室に選ぶ女性が全部呂楽に似ていることを知った呂楽が、海天の気持ちにやっと応えることを決意したところで終わり、です。

うん、だからね、こういう話にするのなら何も楚漢にしなくてもよかったと思うの。まあ、あまりいい評判を聞いてなかった割りにはそれほどひどくダメではなかったと思いますよこれ。(褒めてない)
しかし、なぜミンダオ、という大きな疑問符だけが最後まで消せませんでした。というか、田亮さん(韓信に相当する䔥輝をやってたひと・オリンピックの飛び込み金メダリスト)が雲狂でよかったんじゃない?