おまけ・
三国志をぼろぼろとひろい見しているんだけど、この前たまたま呂布が董卓を殺すシーンでした。呂布の人が結構かっこよかった(ピーター・ホーさんて方で、イケメンくくりの人らしい)。吹き替えなのが難ですが、そのうちちゃんと通してみます。
吹き替えといえば、後宮の涙(陸貞伝奇)、これどうしようかなあ。ストーリー自体は面白そうなのだけど、字幕でやってくれないだろうかと本当に熱望します(とりあえず8話くらいまでは見た)
それと、侠客行を見始めました。安定のチャンネルNECO武侠ドラマ。古いドラマなんで画面が3:4だったりするし映像もいまいちきれいじゃないんですが。でも金庸作品中最強とかいう主人公に興味深々だったりします。
あと、水滸伝もやっと昨日(というか今朝)見たところで108星そろったわけなんですが。
出番が多いせいか、呉用の人が気になってしかたがありません(というか、どう考えても事実上この人が梁山泊のトップだよなあ。宋江は神輿なだけで)。あと、合戦の場面ではかならず宋江の近くにいる花栄の人も。もちろん一番かっこいいのはわたし的には林冲やってる胡東さんなんですが。(他の武将の人たちがほとんどがっしりしたオッサンなので、頭小さい手足長い胡東さん、鎧姿がかっこよすぎる)
そしてもうこれはツイッターでは飽きるほど言ってますが、厳寛さんは傾世皇妃の孟祈佑よりも、水滸伝の燕青のほうがかっこいいです。
さて。なんかまた宮廷女官若曦やるっぽいのですが、それで思い出したことをちょっと。
私が若曦見始めたのは、塞外で若曦が乗馬の練習をして落馬しそうになって八爺に助けられて、八爺が「君の心の中には私がいるんだな」とかなんとかいうあのへんからなのですが。(それより前の部分は一応中文字幕で見たけど、あえて日本語版見なくてもいいかなと)
そこで思ったのが、あたしどうやら、「気持ちの動くプロセスの描写が不十分なのは嫌い」なんですよ。
若曦に感情移入できない、と前にも書きましたが、八爺のときも四爺のときも、好きになっていくプロセスみたいなのが全然見えないんです(これは若曦側だけでなく八爺側についてもそう。四爺側についてはちょっとは描かれてるけど)。それに対して、あたしのごひいきの林更新くん演じるところの十四爺は、若曦に対する気持ちの動きがとてもとてもリアルなんですね。敬愛する兄の想い人に対する親愛の気持ちから、その兄の気持ちに応えなかったことへの反発、若曦自身の人柄に触れることによって大事に思うようになり、彼女のために犠牲を払って望みをかなえるまでの一部始終。
いやどうしてこの描写が、八爺や若曦にはできないのよ?という疑問。原作が悪いのか脚本なのか演技力の問題なのかわかりませんが、
おんなじことが美人心計にも言えて、劉恒がいぼうを好きになる理由(その逆も)がよくわからんのです。劉盈のそれはとてもよくわかるんですけど。
(ちなみに、この点で言えば、傾世皇妃の馥雅と祈佑は文句なしですね)
恋愛感情だけではなく、恨みとか憎しみとかについても同じことがいえて、ちょうど今、甄嬛伝の再放送やってるわけですが、これはさすがにすごいわ。安リンロンがダークサイドに堕ちていくのとかもういやというほど納得の描写です。